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ゲネラール=アドミラール (装甲巡洋艦) : ミニ英和和英辞書
ゲネラール=アドミラール (装甲巡洋艦)[かん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
装甲 : [そうこう]
  armoured 
甲巡 : [こうじゅん]
 【名詞】 1. armored cruiser 2. armoured cruiser
巡洋艦 : [じゅんようかん]
 (n) cruiser
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

ゲネラール=アドミラール (装甲巡洋艦) : ウィキペディア日本語版
ゲネラール=アドミラール (装甲巡洋艦)[かん]

「ゲネラール=アドミラール」()は、ロシア帝国が建造した世界初の装甲巡洋艦()である。ロシア帝国海軍クリミア戦争敗戦からの艦隊の復興と外洋進出を熱望した19世紀後半に艦隊主力として整備した、「大洋巡洋艦」()シリーズの始祖となる巡洋艦であった。
設計上は装甲巡洋艦と呼ばれたが、その時代ロシア帝国海軍には装甲巡洋艦というが存在しなかった関係で、1869年6月14日6月26日。〕から1875年3月14日3月26日。〕まではコルベット()または装甲コルベット()、あるいは半装甲コルベット()、1875年3月15日〔からはフリゲート()〔または半装甲フリゲート()、1892年2月1日〔からは 1 等巡洋艦()〔に分類された。その後、第一線を退き、1906年3月11日〔付けで練習船()、1909年10月12日〔付けで機雷敷設艦()〔
〕、1920年2月1日付けで再び練習船、1924年7月11日付けで再び機雷敷設艦〔、1937年6月13日付けで自走()〔に類別を変更された。ロシア革命ののち、ロシア共和国海軍、さらに労農赤色海軍ソビエト連邦海軍へ所有者が変わった。最終的に退役したのは1944年であり、ちょうど 80 年にわたって海軍に在籍していた。
艦名は、ロシア帝国のの称号。長きにわたる就役期間に 2 度改名されており、機雷敷設艦となった1909年10月12日〔付けで「ナローヴァ」(: ナルヴァ川の古称)、1924年9月5日付けで「10月25日」「ドヴァーッツァチ・ピャートヴォ・オクチャブリャー」(: 十月革命の記念日)となっている〔。
== 概要 ==

=== 設計 ===

「ゲネラール=アドミラール」は、ロシア帝国で初めて製の船体に防禦装甲を持った巡洋艦として設計された「ゲネラール=アドミラール」級装甲巡洋艦ネームシップとして建造された〔。
日本鎖国の終焉によって極東方面の艦隊戦力の増強を迫られたロシア帝国は、老朽化した木造蒸気巡洋艦を置換え、極東と地中海での海軍プレゼンスの要求を満たすために、新たに 4 つの巡洋艦分遣隊を設置することとした。その 4 隊の軸となるのはそれぞれ 1 隻ずつ割り当てられる装甲コルベットであり、1860年代中頃からその設計が開始された。計画は、 海軍少将が中心となって進められた〔。
当初の計画では、木造フリゲート「」を改修して再利用することが検討された。しかし、その修理にはあまりに多くの費用が掛かり、費用対効果が悪かった。この工事を行う代わりに、船体水上部分のすべてを鉄製に作り変え、厚み 203 mm の装甲帯を貼り付ける案が出された。しかし、この案でも機関換装が必要であるため費用は 96 万ルーブリに上った。既存艦の再利用は断念され、名前をそのままに金属製船体を持ったフリゲートを新造することに決定した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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